@ポケじゃらし

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サクラエディタにjavacさせる機能を追加してみる

どうも、じゃらしです。

今回はプログラマーネタです。
.bat経由でサクラエディタ上で.javaコンパイルする機能を追加してみます。

早速ですが、ちゃちゃっと本題行きます。

~全体の流れ~

  1. コンパイル用のバッチファイルを作る
  2. サクラエディタのマクロファイルを作ってバッチファイルを呼び出す
  3. マクロファイルをサクラエディタに関連付ける

[前提]

JDK(Java Development Kit)導入済みであること

javaファイルをコンパイルするためには必要です。
OracleのHPからDLしてインストールしておきましょう。

環境変数%path%にjdkのパスが設定されていること

分からなければ「環境変数 java」でググれば出てきますのでここでは割愛。

[本題]

1.コンパイル用のバッチファイルを作る

コマンドプロンプトで.javaコンパイルするには

>javac Hoge.java

と打てばコンパイルできますよね。
この命令をバッチファイルにやらせます。

@echo off
javac %1

このバッチファイルを実行させるときに引数としてファイル名を渡すと、
%1に値が入ります。

2.サクラエディタのマクロファイルを作ってバッチファイルを呼び出す

サクラエディタにはキーマクロという機能が備わっています。
先ほど作成したjavac.batを実行させてみましょう。

FileSave()
ExecCommand('C:\○○○\javac.bat $f', 1)

1行目では、現在開いている.javaを上書き保存させます。
2行目では、javac.batに$f(ファイルのフルパス)を引数として与えて実行させます。
カンマ以降の数字は、ExecCommand実行結果をサクラに出力するか否かのパラメータです。
1(出力させる)を指定することで、コンパイル結果をテキストで確認できるようになります。

3.マクロファイルをサクラエディタに関連付ける

サクラエディタにキーマクロを登録していつでも実行できるよう関連付けの作業を行います。
設定→共通設定→マクロ
javac.macが保存されているフォルダを選択、適当なマクロ名を付けてjavac.macを選択、設定したら終わり!
後は、サクラエディタjavaファイルを編集したら
ツール→登録済みマクロから実行 でコンパイルできるようになります。

実行例

コンパイルエラー

f:id:twitpokej:20190919221251p:plain
f:id:twitpokej:20190919221308p:plain

職場が閉域ネットワークでeclipseできるようなスペックのパソコンもないけど、内職でじゃばじゃばしたい~みたいな人種には需要があるかもないかも、というお話でした。

以上、それではまた。